コモ湖 Bellagio

E♭

2010年06月06日 23:47

しばしさぼってました。

イタリア共和国記念の祭日を挟み5連休。
この休みを利用して北イタリアコモ湖畔のBellagioという街へ。
ミラノから100kmに満たない距離でもあり、車で挑戦。
湖水地方は初めての経験。保養地でとても良い所とか・・・・。で、こんな所でした。






北の山々にはまだ雪が残っており、近くの丘から見下ろす風景は、





小さな街なので観光はすべて『歩き』のみ。

まずは Villa Melzi d'Eril という公園(庭園)へ。

==> (www.giardinidivillamelzi.it)

見事に手入れされた公園。日本庭園の影響もあり、寄贈された『楓』がレイアウトされていたり、

竹林がさりげなく置かれてたり。ここでも日本とイタリアの共通点が突然表れたりして多少驚き。

でも、広いのでイタリア人カップルはここで一休み。でも絵になるなぁ〜。



で、気に入ったアングルで一枚。 

この置物はエジプトの○○○というオブジェのコピーだと思うけど、思い出せないのが残念。




1時間半かけこの公園を散歩した後、北端の Villa Serbelloni という自然公園へ

==> (www.bellagiolakecomo.com)

ここは入場制限がありツアーガイド無しでは入園できないし、一日二グループのみ。
約90分の散策コースとか。 早速入場券を求めにいくと、

『今日はフランス語と英語のコースで一杯。それでも良ければ』と受付のお嬢さん。

日本語コースなんてある訳ないので、勿論『OK』で二人で17ユーロを支払う。

参加者はご覧の通り、お年寄りが大半でフランス人ツアーと残りは多分イギリス人かな・・・。



ツアーガイドのお姉さん。イタリア人で、英語とフランス語を使ったガイド。



ほぼ完璧。お客さんからも褒め言葉を貰ってたようです。

彼女が私に話しかけて来て

『日本人ですよね? なぜこのBellagioに来たのですか? 日本の方は殆ど来ないんですよここへは・・・』

『そうなんですか、ただ静かな街が良いと思って来てみたんですが』

『良い街でしょ、日本の人にも紹介してください』と半ば社交辞令も含めた会話でした。

ここで、一枚。 そう、欧州の夫婦はこなんだよね。歳をとってもこういうポーズで写真を撮るのはすこし羨ましい。




という事で山歩きも終了。

夕食は、あのガイドさんが紹介してくれた山向こうの漁村、Pescalloという街まで歩き、湖魚料理を堪能。

マスの酢漬け、スモークサーモン、イワナの塩漬けという雰囲気のアンチパスタと サケ、マスの入ったタリオリーニ。





この二つ絶品でした。

コモ湖周辺は高くてまずいという評判でしたが、そうでもないなと。

探せばあるもんですね、さすが食の国イタリア。

で、ホテルに帰り明日の出発の準備をと思い玄関前までくるとこんな車も止まってました。







この季節、こういう車で走ると気持ちいいだろうなぁ。


コモ湖畔、良い所でした。 イタリアというよりもスイスに近い感触かな。

また今度来てみよう。

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